ツインソウル〜双子の魂〜とは何か (エデンの園の蛇 / 奪う者は奪われる / 生まれ変わりの1つの理由) 精神世界 近年、精神世界に興味を持ち始めた人は多いのではないでしょうか。書店に行けば精神世界に関する怪しげな本が多数並んでいます。それらの全てが信用に値するものではありませんが、中には真実を語るものも少なくありません。 例えば「ソウルメイト(魂の伴侶)」という言葉を、あなたは聞いたことがないでしょうか。 それは人が前世で知り合いだった、近しい間柄の人のことです。その人と現世で出会った場合、お互いに意気投合することがあります。その相手を「ソウルメイト」と呼ぶのです。お互いが、前世で夫婦や親子だった場合もあります。 一方、前世でただ単に知り合いだった人同士を「ソウルフレンド(魂の友)」と呼んだりします。しかし、ただ単に知り合いであっただけでなく、なぜか分からないけど理由もなく反目し合い、すぐに喧嘩が始まってしまうような間柄の場合は、前世で因縁のあるソウルフレンドなのかも知れません。 もはやそれはフレンドと呼べないと言うかも知れませんが、そのような者たちが仲直りするために人生というものは存在しているのです。 もしくは、家族の中にそのような間柄の人々が組み込まれている場合も多々あります。だから、父と娘、子と親、姑と嫁などの間にしばしば諍いが起こるのです。 男と女の場合たとえそれが親子であっても、前世では夫婦であったり恋人であったりしたかも知れないのです。 その者たちは前世でお互いにひどく裏切り合ったり、傷つけ合ったりしたかも知れないのです。そのため生まれ変わっても、たとえ記憶が消されていても、憎しみの感情が湧き上がって来るのです。 又、同性同士の場合は恋敵同士であったり、敵兵同士であったりしたかも知れないのです。 いずれにせよ、彼らは前世の関わりがあって今生でフレンドにならなければならない間柄なのです。 ツインソウル また「ツインソウル(双子の魂)」という言葉もあります。これは親子、恋人、夫婦以上に切っても切れない間柄の魂同士のことを言います。 人間の魂は全てひとり残らず、外宇宙からこの地球へやってきた存在なのです。やって来たというより、上の世界から下って来たと言うべきですが。 その時、魂はもちろん肉体を持っていません。魂体という霊状態のまま、我々はこの太陽系の領域に来たのです。 そして、魂というものに性はありません。言い換えると、1つの魂の中には完璧な1組の夫婦が存在していて1つの存在を形作っているようなものなのです。 そしてその魂が地球に生まれる時、肉体を持ちます。初めて地球に来た人間は、したがって、“性がない”といえます。言い換えると、“両性”だということです。つまり、その人は男性性器と女性性器を両方持った存在なのです。(参照「現代に生まれて来る中間性の人々」) そしてそれが、実は、人間として完璧な状態なのです。彼らはパートナーのいない空虚感がなく、常に満たされた感覚を持っているはずです。このような人々は現代にも多くいます。決して奇形ではないのです。 これらの人々のことを英語ではintersexといい、ギリシャ語ではアンドロギュノスといいます。 そして、彼らは1つの体の中に完全な夫婦が住んでいる状態なので、決して他者と性交渉してはいけないのです。そもそも彼らには性欲がないはずです。 もし性衝動があるとしても、それは抑えられるものだし、もし結婚したいと思うのであれば、それは世間からたぶらかされているのです。 彼らがもし性交渉をしてしまうと、魂は分裂してしまいます。つまり完全な夫婦状態が破られ、心の平安もなくなってしまうのです。 そうすると、次回生まれ変わって来る時に、その1人の人間は男と女の2体の人間になって生まれて来ることになるのです。 さて、地球上にいる人間のほとんど全てが、男であり女であるということは皆、この罪のプロセスを辿って来たということなのです。これは裏を返せば、全人類には片割れのツインソウルが必ずいるということでもあります。 セックスを茶化してはいけない もしこの2人が人生の中で別々の男女として出会ったら、そして恋に落ちて結婚したら、それはこの上ないカップルとなります。 2人は出会うとお互いに運命的なものを感じ、強く魅かれ合うことでしょう。それでも、前世での罪のため2人は反目し合うかも知れません。 またこの2人が同時期に男女として生まれるとは限らないのです。時には、双子の魂は自分の親だったり、子だったりすることもあるのです。しかし、我々には誰が自分のツインソウルか分かりません。だから、慎重に男女交際をしなければならないのです。 もし安易に他者とセックスをすれば、再びこのバランスは崩れてしまいます。そしてもし複数とセックスすれば、それは絡んだ毛糸のようにもつれてしまいます。 すると、来世では更に複雑な人間関係になり、苦しみ、自分のツインソウルを見つけられなくなってしまいます。 だから男女共に結婚をするまで純潔を守らなければならないのです。 現代人は性経験のない者を「童貞」「処女」と言ってあざ笑い、侮蔑しますが、それは自身に対しても他者に対しても、神に対しても罰当たりな事なのです。 敬虔なキリスト教徒やイスラム教徒はそのような事はありませんが、特に現代の欧米人はかつての悪のアトランティス人のように性の堕落が甚だしいため、それに気づいていないのです。 つまりそのような社会を作っている今の地球は、性を茶化してそれを軽んじる世の中に、悪魔が跳梁している状態だと言っても過言ではないのです。なぜなら、人々はバカにされたくないあまり、姦淫を早まるようになってしまうからです。 エデンの園の蛇 これを言い換えると、「現代は少数のアダムとイヴに対し大多数の蛇が誘惑している状況だ」と言えます。 皆さんは、蛇と呼ばれたいですか? あなたがもし純潔者をあざ笑いセックスを促す者であれば、あなたは蛇です。更に、人をたぶらかしてセックスする者は悪魔なのです。以上のような「蛇」や「悪魔」はいずれ病や悩みで苦しむことになるのです。 とは言うものの、万人が人生の中で過ちに気づき改め、苦しみを回避するべきです。たとえ過ちを犯したとしても、人生は自己を改めるためにあるのではありませんか。 「アダムとイヴがエデンの園から追い出された」ことの真の意味 皆さんはアダムとイヴが蛇にそそのかされて、禁断の木の果実を食べてしまい、エデンから追い出されてしまった話を知っているでしょう? これは比喩で語られているのです。 その真の意味は、“双子の魂が外部の者にそそのかされて他者とセックスをしてしまい、かつてのような心の平穏さを失くしてしまった”ということなのです。 つまり、双子の魂同士や正式に結婚した者同士の性交は、許されたものであり心が安泰でいられますが、彼らがこのような快楽が世の中にいくらでもあると誤解して、複数の他者とセックスを試みると、調和が無くなるため、快楽どころかひどい絶望を引き起こすという事なのです。そして彼らは心の平和という「エデンの園」から追放されることになるのです。 現代人の若者に自殺者が多いのは、その多くが、このような過ちを犯し絶望にさいなまれたからなのです。 奪う者は奪われる 以下の事は人類全てが肝に銘じておかなければならないことです。特に注意して読んでください。 『全ての人間の魂は1つであり、男女にはそれぞれ自分の双子の魂がいるのです。 あなたがもし、フリーセックスを奨励して誰かの片割れを奪ったとしたら、あなたの片割れも誰かに奪われているかも知れないのです。人に姦淫を勧めたら、その者が襲った人が自分の双子の魂である可能性もあるのです。 だから決して、姦淫を煽るような言動はしてはならないのです。自身も行いを慎まねばならないのです。』 聖 日本語では「性」と「聖」は同じ発音です。双子の魂同士の結びつきは汚れたものではなく、より完全に近づくものです。 だから性は聖なるものであり、恥ずかしいものや、公に語れないものではないのです。フリーセックスや姦淫を「性」と捉えているから、現代人にはそれが後ろめたいものに思われているのです。 まず、アフリカの一夫多妻制を止めさせ、アメリカなどの性の放縦を改めさせ、売春をなくし、性の正しい教育をする事が地球人類の進歩のための第一歩です。 イエスの教え 現在、自分が誤った相手と結婚してしまったと後悔している人。姦淫を犯して取り返しがつかなくなったと思っている人。 そのような人は現時点から人生を改めるのです。ただし、一旦結婚したら離婚してはいけません。一度結ばれたからには意味があるはずです。 イエスの教えの中にこのようなものがあります。「妻が浮気したという理由以外で離婚する者は姦淫をはたらくのと同じだ」。 また、姦淫を心から反省している人はそれ以上罪を重ねる事を止めることです。そしてもし自分を責めるほど後悔しているのなら、自分を責めるのを止め自分を開放して建設的な生き方をするのです。 なぜなら、『自分を責め続け自分自身を心の牢獄に閉じ込め続ける事は、罪を犯すのと同じくらい罪だから』です。 聖書の有名なシーンでイエスは、姦通の罪で石打ちの刑で殺される運命だった女を以上のような理由で解放しています。 生まれ変わりの理由の1つ 現代の地球人のほとんど全てが男と女という性別を持っているということは、その長い歴史の中で男女関係がもつれにもつれているからです。 そのもつれた糸を解きほぐすには、辿った経路を辿り直すしかないのです。すなわち前世で不純な関係にあった者同士が、今生では性に関わりなくして、和解し合わなければならないのです。 しかしその相手は意識して分かるものではありません。だから「袖振り合うも他生の縁」というように、出会う人、1人1人と調和しなければならないのです。 また、かつての恋人が異性ではなく同性として現れるかも知れないので、異性とだけ和合すれば良いというものでもないので注意しなければなりません。 そしてこれは傷つけた側ばかりではなく、傷つけられた側にも言えます。そのような人は自分を傷つけた人を許さねばならないのです。 イエスが使徒たちに教えた祈りのフレーズの中にこのようなものがあります。「主よ、私の罪をお許し下さい。私も私に負債のある者を許しますから」。 人は被害者であるばかりでなく、必ずどこかで加害者になっているものです。その罰を受けたくなければ〜病や事故に遭いたくなければ〜他人を許す心を持つべきです。(もちろんこれは極悪人や悔い改めのない人を放免しろと言っているのではないが) 本当の愛 我々地球人が自分の双子の魂と和合するのは1つの人生にとって、とても意義のある事です。しかし、「愛」とは単に個人的なことのみを指す言葉ではないことを思い出して下さい。もっとワールドワイドな、宇宙的な事として捉えるべきです。 むしろ転生とはそのためにあり、我々が分裂し、孤独に悩み空虚さに苦しんでまでこの地球に降り立ったのは、周囲の無知な人々や苦しんでいる人々を救うためなのです。 戦争や殺人のない社会にし、暴力や欺きのない社会作りをしてゆく事もしなければなりません。 そして、自身のカルマから来る雑多な問題と戦いつつ、活動して行き転生を続け、自分の魂がかつて地球に来た時のように愛の存在となり清まったら、分裂していた魂は再び1つになり、天界へ上昇して帰って行くことができるのです。 姓名判断・カウンセリング ![]() BACK Copyright (c) 2006 Yasushi All Rights Reserved from2017/10/18
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