人は生まれ変わりをしているという証拠 (人は動物には生まれ変わらない / 過去生を記憶している幼児) キンドル版 「愛の預言・宇宙の法則 第2集」 現状 現代、西暦2000年初頭において、世界中に生まれ変わりを信じていない人々は大勢います。いや大勢というより、ほとんどの人間が生まれ変わりを信じていないようです。 そして、「信じる」という人々も転生に対し思い違いをしていたり、ボンヤリとしか信じていないようなのです。 キリスト教 特にキリスト教徒はイエスの教えに反するとして、転生を強く否定しています。 彼らは善者たちにはキリストが天界に住み場を用意してくれている、と考えているのです。また、悪人はゲヘナ(地獄)に堕とされると考えています。 つまり、彼らは二者択一しかないと思い込んでいるのです。 しかし、キリストが実際に教えていたのは、「善者の中でも転生の必要がない程、罪のあがないをした者は天界に住める」というものだったのです。しかも善者であっても、数回の転生を要するのが通例なのです。 このような教えを否定的なものにしてしまった要因は、初期のキリスト教会にあったのです。彼らは、“何回も苦しい人生を送らなければ、天界に昇れない”と人々に教えたのでは信者を集められないと考えたので、福音書から転生に関する記述を削除してしまったのです。 そのため、現代のキリスト教は転生を否定しているのです。 しかし実際は、イエスは転生を説いていたのであり、彼の喩え話〜「放蕩息子の話」や「灯火を用意していた乙女」の話など、その他の話は、転生の概念を抜きにしては読み解けないものです。 それに、この世には善者と悪者の二種類しかいないわけではありますまい。 極悪人がゲヘナという次元の地獄に落されるのは事実ですが、善者の中にも、ただちに天界へ昇れる人と再びやり直しのため転生しなければならない人々もいるのです。 そして何より、善でも悪もない普通の人々も大勢いるではありませんか。このような人々はどこへ行くというのでしょう。 彼らこそ、生まれ変わりをする必要のある人々なのです。ただし、彼らのような普通人であって特別な善人でなくても、カルマを負っていない者は上昇できるし、カルマを負っている者は転生することになるのです。 信じないという人々 一方、無信仰の人々で、生まれ変わりを信じないという者も大勢います。「人は死んだら無になって、何も無くなってしまう」と彼らは言います。 おそらく、自殺する人の大半はこのような考えだから、死んでしまえば全てが消せると思って自殺してしまうのでしょう。 しかし、人間は偶発的に生まれるバクテリアや虫のようなものではないのです。そのような偶然論者というものは、神に生かされているということを知らないだけなのです。 彼らは、ただ惑星があり、ただ自然があり、人間たちがただ存在し、いずれ死んでゆくのだから生きている間に好き勝手な事をしておこうとするものです。 しかし、宇宙も地球も自然も人間も、偶発的に存在するものではなく、神の計画によって創られた物なのです。 自然の美しさは人間に心の美しさを取り戻させるため、自然の脅威は人間に対する罰、ここに人間が置かれているのはここで学ぶためなのです。 だから、もしここで好き勝手な事をすれば、現世か来世でそのツケを支払わねばならなくなるのです。 性の放縦者は来世でパートナーに恵まれないことになり、ひどい場合は不随者になることも有り得ます。 また、同性愛者に生まれ変わる事も有り得るのです。 飽食は来世で飢餓国に生まれ変わる可能性を秘めています。他者を顧みない金持ちは、来世で極貧の人生を歩む事になるでしょう。 このように、「現世など刹那的なものだから、死ぬまでに好き勝手な事をしておこう」と言って罪な事をすると、必ず跳ね返りがあるのです。これは嘘ではありません。その実例が我々の周りにあふれているではありませんか? 現代の人間たちは何も分からず、いわば盲目の状態なのです。 そしてこのように罪を重ね、悲しい混乱した、病や事故、事件、災害が蔓延した社会になっているのです。 もし、転生の事実を世界中の人間ひとりひとりが真に理解すれば、好き勝手をする人々が減り、もっと思いやりを持った人間が増えることでしょう。 誤解している人々 インドや東南アジア、日本や中国など転生を信じる国民のいる国々でも、大きな誤解があります。 それは人間が昆虫や動物に転生すると思い込んでいるということです。 ここではっきり断言します。 人間は決して動物などに転生しません。大過去に於いて〜アトランティス時代〜動物の体の一部を持った人々はいましたが。 そのような実例はエジプトのスフィンクスやその他の彫刻、ギリシャの像などに多々見られます。 これらは古代人の想像によって作られたものではなく、実際に存在した者たちだったのです。しかも、一人や二人ではなく、日常社会の中に普通に見かける存在だったのです。 このような半獣半人たちは、ヘルメスとラーの世界的な活動によって改良され救われたので、現代にはいないのです。 現代では、そのような存在は神話の中のおとぎ話としてしか、人類は考えなくなる程、世が改善されたという事なのです。 要するに、前世にそのような体だった人はいても、動物だったという人は存在しないのです。(奇妙に聞こえるだろうが、人間になった動物はいた。この話はいずれ・・・) なぜ人間は人間にしか転生しないのかというと、人間は地球の土着の魂ではないからです。そう、人間の本性は“魂”という生命体なのです。そして、体は魂の修行場なのです。 だから、キリストは地球から離れた天界〜神の王国〜があるという表現をしていたのです。 その他の動物や植物やあらゆる自然は、地球に土着の霊なのです。 少しは理解できたでしょうか? それとも全く信じられないでしょうか? 転生の実例 近年は多少、転生を信じる人々も増えています。本やドキュメンタリ番組などでも多々取り上げられていることが1つの要因でしょう。 そして実際に、「前世で自分は軍人で、戦地で亡くなった」と思い出す子供がいたり、過去生退行催眠で自分の過去を思い出したりする人々もいます。 「転生を信じない」という人は、彼らの証言を「嘘だ」と決めつけるのでしょうか? “転生”や“宇宙人”、“幽霊”を信じない人々というのは実のところ、それらを「信じない」のではなく、「怖い」と思っているものです。そのような事を考えず、否定して生きてゆく方が楽だと考えているのです。 一方、大概の幼児は霊的なので、過去生を思い出せるようなのです。 人は現世に出生する以前は、霊です。 そして0歳の赤ん坊として生まれたばかりの頃が、当然ながら最も霊に近いところにいるのです。だからもし彼らが話を出来たら「私は前世では、ドコソコにいてナニ国人で、こういう生活をしていた」と語りだすことでしょう。 しかしながら、残念ながら、彼らは話せません。多少、霊力が弱まった頃、3歳くらいから幼児は話しはじめます。その時「お母さんのお腹の中にいた時はどんな感じだった?」と質問すれば、彼らはきっとこう返答するでしょう。「ええとね、暗くて、あったかくて・・・」と。 そう、彼らは母体にいた時の記憶があるのです。そして更に、生まれる前の記憶を上手に聞き出せば、彼らの内の多くはきっと過去生について、国、時代、名前、おこなった事などを語るに違いありません。 しかし、幼児は成長するほどに霊性を薄れさせてゆくので、聞き出すタイミングが大切です。 そして、やがては彼らの内のいくらかは、現実主義となり、転生を否定する大人になってゆくかも知れません。 近未来 もし、地球人たちが皆、このようにして赤ん坊の時の記憶を映像か音声で残して置く時代が来たら、人類は日常生活の中でお互いの過去生について当たり前のように話題にするようになるでしょう。 これは適職を決める指針になったり、過ちを繰り返さないための指針になったりすることでしょう。 そしてもはや、“人間は転生しているか?”など疑問ではなくなり、転生しているということが常識となって行くでしょう。 注意 転生というのは真実ですが、人間が過去生を思い出せない事には意味があるのです。 それは神が意図した事であるのです。なぜ神は人間に前世の記憶を思い出せないようにしたのか? それは長い話になりますが(きちんと語ると辞書のような本になってしまう。そのような本はいずれ出版するつもりであるが)、一言でいうと、人間にとって不都合な記憶を持たせないためなのです。 もし過去生の記憶があったら便利だ、と考えるかも知れませんが、人間というのはそれほど高級な存在ではなく、過去にさんざん野蛮な事をしてきたものです。そして、人間とはそれら全てを負い込むほど強くはないのです。だから、過去の記憶が敢えて持てないように出来ているのです。 その事を忘れないで、単に好奇心で過去生の記憶を求めようとせず、たとえ思い出せたとしても、自分が過ちを繰り返さず高尚な人間になるための指針とすべきなのです。 姓名判断・カウンセリング ![]() BACK Copyright (c) 2006 Yasushi All Rights Reserved counter from2017.10.19
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