両性具有体

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現代に生まれてくる中間性～両性具有体～の人々
（結婚制度について／双子について)

キンドル版　「愛の預言・宇宙の法則　第2集」

両性具有とは何か

皆さんは両性具有体という言葉を聞いた事があるでしょうか。
両性具有とは男性性器と女性性器を同時に持っている人のことです。つまり医学的には男性にも女性にも区分けできない人々の事をこういうのです。

このような人々が存在することを信じられない人もいるでしょうが、現代社会にも両性体は数多く存在するらしいのです。

このような人々は一見すると、男性に見える人もいるし女性に見える人もいます。そのため社会的には、彼らはどちらかの性の人として生活しているようです。

そして彼らの存在は公表されず、ひっそりと自分は奇形なのだと思い込み生活しているのです。

しかし、両性具有とは奇形ではないのです。それを以下に説明してゆきます。

両性具有者の生活

彼らは生まれた時から、両親から自分は奇形だと聞かされ、それを隠そうとしてどちらかの性を選び、男性か女性に成り済まして生活しています。

彼らの中には、男性的である人もいるし女性的である人もいます。しかし、外見が男性的だから男として生活させられ、女性的なことを捨てて生活する事を強要されて苦しんでいる、女性的性格の人もいます。
また、その反対のケースもあります。そして、奇形だからとして、性転換手術を強要されるケースもあるようです。

彼らは何者なのか

なぜ彼らは男性性器と女性性器を同時に持ち、しかも同じ両性体なのに、一方は男性的であり一方は女性的であるのか。

まず、肉体が男性もしくは女性として成り立っていないということは、このような人々が分裂をしなかったことを意味します。

つまり、人は生まれる前に前世のどこかで分裂したために、男あるいは女に生まれてくるのです。それが現代の我々、地球人です。

しかし、彼らは分裂しなかったのです。そして、その心の内にある男性的性格が表面に出ているか、女性的性格が表面に出ているかで、その人が男性的であったり女性的であったりするのです。

天地創造からアトランティス時代まで

では、分裂とは何か。皆さんには理解できないかも知れません。いや、人間は地上的な自我しか持っていないので霊的なことを、なかなか理解できないのです。

だからまず、我々は広大な叡智を理解するために、無限を理解しようと心を広げなければならないのです。そのようにして、視野を広くしてイメージしてください。

人間は、魂という生命体です。本来この魂というものには「性」というものがありません。

ただし、１つの魂の中には陰の原理と陽の原理が働いているのです。これは、あらゆる原子が陰と陽で成り立っているのと同じで、形のない、物質ではない魂という存在もこのように出来ているのです。

そしてこの魂が物質界に降りてくると、つまり人間として生まれてくると、性の区別のない人間（両性体）として生まれて来るはずなのです。少なくとも、アトランティス時代までは、そのような人は比較的多くいました。

しかし、見てください。現代人たちはほぼ全員、両性体ではありません。これは、なぜかというと魂の陰と陽が分裂してしまったからなのです。その原因は人類の原罪にあります。

すなわち、どんな人間にも決められた伴侶がいるのです。その伴侶以外の者と性交渉すると、その正規のカップルは分裂してしまうことになります。

これはイメージしやすいのではないでしょうか。現代では、恋人同士が片方の浮気のために分裂してしまった、という事をよく聞くではありませんか。

このような正規のカップルが１人の人間の中に存在するものが両性具有体なのです。だからもし、両性具有体の人が男と、もしくは女と性交渉したら、その両性具有体の人は分裂してしまうのです。

では、分裂するとは、どういうことか？　

それは、そのような人が来世に地球に生まれて来る時に、男と女という２体の人間として生まれて来るということなのです。

そうすると彼らは見知らぬ男女としてこの世に生まれ、人生という旅の中でお互いを探すという事をしなければならなくなるのです。

もし、めぐり会えたら幸せな事ですが、めぐり会えなければ不幸なことです。いずれにしても、一方は常にもう一方を求めているので、心が常に満たされていないような感じになります。
そして、まさに全ての現代人がこのような状態なのです。

男と女～結婚という制度

ある男と女が結ばれるように運命づけられているとしたら、ロマンティックに聞こえるでしょう。しかし、これは事実なのです。

全ての人間にはそれぞれ魂の伴侶がいます。そしてもし、そのカップルが結ばれたら、絶対に離れてはいけません。これが｢結婚｣という制度の概念の始まりです。

現代社会には、結婚と恋とセックスを別々な物と考える人々がいますが、それは間違いです。全ては魂の結び付き、という目的において１つのものであり、神聖なものでなくてはならないのです。

ユダヤ教の一派である、アーミッシュという民族では来たるべき男の伴侶をバシェルテと呼び、女の伴侶をバシェルトと呼んでいます。つまり彼らは、運命の伴侶が人それぞれにいる事を理解している賢い民族なのです。我々現代人も、このようでなければならないのです。

ただし、この世はそう簡単でないのも事実です。
なぜなら、人、個人によって、伴侶が見知らぬ異性として生まれ変わって来ているとは限らないからです。

彼らは時には親子であったり、兄弟姉妹であったり、また、一方が現世に生まれて来ていない場合もあるのです。
それに、第一、我々人間は相手を魂の伴侶であるかどうか、見極める能力を持っていないではありませんか。

では、どうしたら良いか？　

それには、若い男と女は慎重の上にも慎重を重ねて相手を見て、何年も交際し、決して婚前交渉をせず、この人意外に結婚相手は有り得ないという確信を得て、年をとっても一生お互いに慈しみ合うという決心を持てた時に、結婚をするというようにするべきでしょう。

どうでしょう。これに比べて、現代人は性急すぎ、快楽主義すぎではありませんか。だから、現代社会では離婚率が高いのです。

両性体の人々へ～そして双子たちへ

だから両性体の人々は一生、他人とセックスしてはいけないのです。

そもそもあなた方は性欲を持っていないはずです。ただこの世の人の営みや習慣に興味を持って、または家族や周囲の人々の意見に惑わされて、結婚やセックスを求めているだけでしょう。
そしてあなた方は決して奇形ではないのです。

むしろ、人類の原型であり、理想体であり、進歩した存在なのです。だから、親や医師や周囲の人々の意見に惑わされず、純潔を貫き生活することです。

そして、あなた方は間違いなく精神性の高い存在なのだから、宗教家や心理学者のような存在として、人々を正しい方へ導く者になるべきです。

これと平行して、現代に双子が生まれる確率が高くなっていると聞きます。彼ら全てではないでしょうけど、彼らの中の多くが魂の伴侶同士ということもありえます。

もしそうであるなら、社会習慣に惑わされず、異性と交遊しようとせず、純潔を守り通し、正義の導き手となるべきです。
あなた方がもし、性欲を持たず、運命の恋に落ちなければ、それは結婚の必要のない存在であるサインかも知れません。現世の社会習慣に惑わされてはなりません。

なぜ両性具有者が現代に生まれて来るのか～水瓶座の時代

人間とはただ単に、卵子と精子が結びついて出来たアメーバのようなものが進化した存在ではないのです。刹那、刹那で現れては消える「物」ではないのです。

我々は魂という生命体であり、この宇宙を旅しているのです。

しかし、現在、地球にいるほとんどの人間が地球に縛られています。本来魂は自由なはずなのに、ほとんどの地球人は地球に際限なく生まれ変わり、苦しい生活を強いられています。

どうですか、あなたの生活は楽しい時ばかりではないでしょう。むしろ、苦しみの方が多いとは思いませんか。
もし「ない」と答える人がいるとしたら、キリストがこう言ったことを教えましょう。

「今、悲しみに沈んでいる人は幸いだ。その人は喜ぶ事になるだろうから。今、喜んでいる人は災いだ。その人は、これから苦しむ事になるからだ」。

つまり現世で苦しんでいる人は来世で報われるだろうが、今、楽をしている者は、いずれカルマの苦しみが襲ってくるだろうと、言っているのです。

つまりは、この世は悲しみに覆われていると言っても過言ではないのです。ではなぜこの世がこのように過酷なのかというと、人類が神の法則を破っているからです。

言い換えると、暴力、殺人、戦争を止め、性の法則を守れば、大方、問題は解決するのです。しかし、それを教える教え手が、現代には不在なのです。

高度な魂たちは、それを地球人に教えるために、この太陽系を訪れているのです。その一部が両性具有者たちや双子たちなのです。

これから時代は、心の時代の入り口である水瓶座の時代になり、平和の働き手が多く求められる時代になります。
キリストが、働き手が少ないから呼び集めた者たちが彼らなのです。だから彼らはこの世に生まれて来ているのです。

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