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現代の「民主主義」は共産党のようなもの  企業というのは小さな共産党と同じ




独裁

独裁国家とは、一人の権力を握った人間が自分の好き勝手なことをする状態のことです。
中国のシュウキンペイ(2022年現在)
シリアのアサド
北朝鮮のキムジョンウン
ロシアのプーチン
フィリピンのドゥテルテ

中国では、民主化しようとする人たちを弾圧し、そのような言動をする人たちを逮捕しています。また、麻薬犯を大量に死刑にしています。濡れ衣だった場合でも殺される可能性があるということです。
(日本人死刑囚を救おうと?当時河野さんが交渉したがダメだった経緯がある)

また、中国は民主主義を訴えたノーベル平和賞受賞者を投獄し、薬漬けで殺しています。民主化運動を鎮圧するために多くの国民が殺された天安門事件は中国国内ではタブーであり、メディアに取り上げられないようになっています。

フィリピンは実質民主主義だが、大統領は暴走し、麻薬犯をやはりのきなみ死刑にしています。

ロシアはゴルバチョフの時代に民主化したが、彼は職務中に拉致され、エリツィンという悪党が大統領になり、そのまま独裁路線に返ってしまった。
彼の後釜がプーチンで自分に不利なことを書くジャーナリストを軒並み殺しています。そして、自分の権力維持のために法を捻じ曲げ、大統領任期を永続させているのです。

このように中国は独裁国家です。
そしてこのような旧ソ連、中国など、大国であるが赤い国旗を持っているために「赤」と言われるのです。
そして彼らに共通なのが「共産党」。共に国民が協力しようという理念であるが実際は、一部の人間が国民をコントロールする独裁となっているのです。ゆえに赤とか共産党は嫌われるのです。

さて、中国の独裁者はどのように選ばれるか。
彼らは共産党という国会議員の中から一人のリーダーを会議で選ぶのです。

しかしその議員たちは最初から民主主義で選ばれない。コントロールされた形で決まった人たちがなるわけです。そして党の会議は茶番で一人の人間が選ばれるようになっているわけです。



現代の民主主義は真の民主主義ではない

ポイント

・国会議員がそもそも平等に国民の中から選ばれないという仕組み

これは全世界の民主国家でも同様のことが起こっていると言えそうです。
例えば自民党など、党の資金を彼らの与党権力で増やし、それを元手に次の選挙で金による不正をして議員数を増やすということをしています。

2021年、河井議員が賄賂で逮捕されたが、賄賂の金の出どころは自民党本部に他ならないわけです。彼自身のポケットマネーでないことは明白。

このように力ある政党は選挙に金をばらまくために選挙に勝てるのです。
賄賂でなくても、ポスターなどの資金源も党資金=税金です。彼らは公然と公金を個人のために悪用しているのです。
こうして、一般の人たちから新しい議員は誕生しづらい状況が生まれています。

アメリカなどでも大統領になる人というのは党の中で、権力、金のある人のみが成れます。
言い換えるなら金とコネのない人はいくら理念がよくて、有能でもなれないということになります。

今の地球を代表する国がこのような体たらくなのですから、地球に正義がないと言えるわけなのです。

ポイント2

・日本の最高指導者、総理大臣は国会で決められる 

つまり、大統領ではなく総理大臣は国民投票ではなく、あたかも共産党と同じ仕組みで、内々で決められるということです。

「議員を決めたのは国民なのだから正当性がある」ということなのだろうが、そもそも議員が上記のように公平に選ばれていないのです。

金のない人は一切、出られないというのも不公平(猫も杓子も出たら良いという意味ではないけれど)

つまり、今の地球のシステムに不備があり、システムが改善されなければいつまで経っても横暴な人間がリーダーになり続けるということです。

しかしその「法」を作るのが政治家なので、法改正が進まないのです。

例えば、不正のあった議員から資格を剥奪出来るシステム=法がありません。
それは政治家たちが、自分たちに不利な法を作りたがらないからです。

また、異国人が政治家になるケースもあるようで、彼らは本名を晒されると不利になるから、政治家という公人でありながら「本名を名乗らなくて良い」という法を作っています。
そうではなく、「政治家は本名を名乗らなければならない」という風に法改正するべきです。



企業も独裁的

政治だけでなく、これと同じことが企業にも言えます。
たとえば日産とかトヨタの社長を選ぶのは誰か。それは役員会議と株主ですが(多くの場合、株の51パーを役員が持っている)つまり、社員全員の意図ではなく、上層部一部の意思によって最高指導者が決められるというわけなのです。

これによって幹部たちは自分たちに優位な給与などの制度を作って自分たちを守ることが出来るわけです。
そして不景気になるとトカゲのしっぽ切りで、リストラが始まるのです。下っ端は人と見なされず、見捨てられるのです。

つまり、一方で変わらぬ高給が続き、一方では元々低かった給与が0になるのです。
日本の1990年から2020年現在までの不景気はこのようにして成ったと言えます。

このような理不尽が起こるのは、共産党と同じ仕組みだからです。
会社という組織は(アルバイトの意思もある程度反映させる形で)平社員の意思も反映させる形でトップが決められない限り、世界の不平等は続くでしょう。
これが改められるなら、政治、企業の不平等は改善されるに違いないのです。


二世が会社を潰す

「二世」といわず、「世襲」というものは、労せずにその地位を手にすることがほとんどですので、彼らは庶民の苦労を知らず、しかも指導的立場になることが多いのです。

そして今の日本の政治家たちのほとんどがこれであり、企業が戦後から丁度代替わりする時期が現代であり、このような世襲役員の会社時代となっているのです。
これが世界を不景気にしているのです。

彼らは貧しい人の立場や苦しみを理解できず、自分たちだけ良ければ良いというスタンスを取ります。

その結果、日本の企業は1990年から2020年までの間に軒並み倒産し、世界第二位の経済大国であったのが凋落しているのです。
世襲たちはいわば売国奴です。この世襲たちをトップに据えないことも国を守ることになります。


結論

結局、心あることをする以外に人間が助かる道はありません。

「味噌と医者は古い方がいい」
というのは、経験によって人は苦しみ、そこから教訓を得るということです。
ところが世襲などはそれがないのです。

「誠実は最良の策」
という言葉もあります。

人を騙したり、自分の儲けや地位を最優先させるのではなく、本当に誠実に対処することこそが世を改善させることになるのですから。

そしてこのような人材をトップに据えることで、組織を運営し平等性、恩情で成り立たせることが最終的に社会や組織を向上させることになるでしょう。

二世、三世、世襲に創業者と同じ才覚があるというのは幻想

王様とか天皇とか、います。
なぜそのようなロイヤルファミリーが今の世でも尊重されているかというと、ある種の人々は、「血筋」というものがあると信じているからなのです。

彼らのような人々は人間は血筋というものがあり、代々その性質が受け継がれると思い込んでいるのです。

確かに多少、肉体的特徴は似ることがあります。しかし人間は転生している生命体なので、個人には血筋は関係ないのです。
もしあったとしたら新しく生まれた魂がその家系で自分の能力を示すために生まれて来た場合のことで、これは毎度のことではありません。

むしろそのようなことはないと言っていいでしょう。
すなわち、血筋と才覚は関係ないということなのです。

イエスキリストはナザレの大工職の家庭から生まれ、モーセは拾われました。
ですから我々は野〜俗社会から最適な魂を選ぶべきなのです。

企業や政治は、世襲でリーダーを選ぶべきではなく、広く一般から公平に選ばれるべきなのです。

その前に、全国民は血筋には意味がないこと、人間は転生する生命体であることを理解しなければなりません。その上で、公正にリーダーが選ばれるシステムを構築することが望まれます。






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