キンドル:愛の預言6







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女性は社会進出するべきではない



近年の傾向

近年、先進国では女性の地位向上に躍起になっています。
これは彼らが差別をなくそうという彼らなりの理念に基づいているわけです。つまり、黒人差別はいけない、女性を差別するのはいけない、だから女性も男性と同じように働き、同じ地位を与え、同じ給与を与え、男女の働く比率を同じにしたらいい、という思想なのです。

そして彼らはそれが成されない社会は未熟で、差別に満ちていると誤った考え方をしているのです。
なぜそれが誤っているのかは後に述べるとして…

こうして彼らは女性を社会で持ち上げることは、その国の進歩度を表していると勘違いしているわけです。
現在(2016)のドイツの首相は女性
かつてのイギリスの首相はマーガレット・サッチャー。そして現在もイギリスの王は女王で女性。
アメリカでは大統領選に女性が立候補し、日本の首相は政権に女性を立てることが、立派なことだと思い込み、大臣に軒並み女性を並べています。そして防衛大臣に女性を起用しているのです。
その他、社会の中で女性の社長や指導者たちは珍しくなくなりました。

反対に、男尊女卑を考えて下さい。
今でも中国の山奥の農村では男尊女卑があります。昔は日本もそうだったし、一昔前の遅れた世界は男が優位で、女性がしいたげられていたのです。
そしてもちろんその考え方、そのような社会は間違っているのです。
つまり、男尊女卑は悪いこと、しかし、女性を社会の中で持ち上げることも「悪い」ことなのです。


例:大人しいという言葉

皆さん「大人しい」という言葉を聞いたことがあるでしょう。これは「静かで、ひっそりとしている様子」であり、必ずしも褒め言葉になりません。
学校などで活発で明るい子供たちの中で落ち着いていたり、暗くうつむいていると「大人しい」と評価され、逆に批判されてしまうのです。

つまり、元気がない、覇気がない、やる気がない、そのような人の評価に使われることがしばしばなのです。
しかし、悪ガキどもが大騒ぎして、いたずらや破壊行為をする中で静かに、「おりこう」にしている子がいたら、それは「大人しい」と褒められる存在となるわけです。

これは手のつけられない子供を育てた親なら分かるかもしれません。
つまり、本来「大人しい」とは利口な行為なのであり、この言葉の語源を見ればそれが知れようというものなのです。

「大人しい」とは「大人らしい」ということで、「子供っぽくない、ガキっぽくない」という意味になるからなのです。

では大人はどうでしょう。大人は子供からの進化系です。
もし大人が子供のように、会社で大騒ぎして、ペンを投げ、あちこちで取っ組み合いの喧嘩をし、好き勝手なことをしていたら? それはただのアホでしょう。彼らは頭がおかしいと我々は考えます。

つまり、子供の行為をそのまま行っているのは、大人としてあり得ないわけです。
であるから「大人しい」とは、いわば当たり前なことであり、正しい振る舞いなのです。そしてもっと言うなら、子供の頃からそれが出来ているのは、本当は褒められてしかるべきなのです。

もちろんこれは、落ち込んでうつむいている子供がいいと言っているのではなく、資質として大人しい子供は、魂として格が高いと理解するべきだということなのです。

以上のことをまとめると、人間というのは、子供から大人にかけて「大人しくなる」ことも一つの進歩の成果であると言えるわけです。
そして大人しいというのは、大人になってからも有効な資質なのです。つまり、私が言っているのは大人になっても「大人しくない」人々がいる、~大人になっていない人々、悪い意味でガキっぽい人々がいるということなのです。

それは社会で大騒ぎする人々のことで、エゴを放逐させる人々のことです。言い換えるなら、自分の権力を笠に威張ったり、権威を求めて大騒ぎする人々のことでもあります。
これらは大人しく、謙虚になる必要があります。

謙虚さ

謙虚さというのは美徳です。地球上に生まれる人間は全員、一人の例外もなくこれを獲得することが人生の一つの目的でもあるのです。

魂というものは流転しています。ただ地球に生まれ死んで行く動物ではないのです。人間は肉体に入った霊であり、それはレッスンのために肉体に入るのです。そのレッスンの一つが謙虚さを学ぶためなのです。

子供の頃から謙虚で大人しい人は、その魂が進歩している存在であり、子供の頃から威張って、思いやりのない子は、元々レベルの低い魂なのです。

そして人生という土俵に於いては皆が謙虚さを学ばねばならないのです。
地位を求めて有名大学に入ろうとする者、他人を蹴落として地位を得るもの、芸能界で騒いでいる者ら、皆、人生を失敗している人々です。

有名大学に入っていけないわけではない、地位を得てはいけないわけではない、芸能活動をしてはいけないわけではない。
では、彼らはその地位、金、権威を他者のために捧げているだろうか? 多くがしていないでしょう。していても足りない人ばかり。だから彼らは失敗しているのです。

「ポポル・ヴフ」の表現を借りれば「彼らはシバルバー(地下世界=冥界)に負けている」のです。
彼らは畑のヒョウタンの実になってしまうのです。(地球の土着民として、自分が誰でどこから来たのか分からなくなり、幾度も転生することになるということ)

兄弟姉妹のシステム

皆さんは人生経験によってこのように感じたことはないでしょうか。
自分自身や友人を見て、家族の中で長男、長女というのは大人しい人が多いと。反対に弟、妹の方は活発で社会で活躍しているようだと。

そして実際、兄弟の上に生まれた人は大概、大人しく、人の下に置かれ、派手な現場では働いていないものです。

反対に、兄弟姉妹の下の人は芸能界に入ったり、派手な現場で働いていたり、子分のような連中を引き連れ、親分面をしている人も多いのです。
これはどういうことかというと、魂のシステムによるものなのです。

家族というのは無作為に家族になるのではなく、補い合うべき魂同士が集まり、その家族という形態の中で切磋琢磨するように出来ているのです。

ただし、秩序がなくてはなりません。
そのために最初に生まれるのはリーダーのような者でなければならないのです。そしてそのリーダーが下の者を制御し、教えるということが起こるわけなのです。
これが兄弟姉妹のシステムなのです。

だから、一番上の兄弟はしっかりしていて、糞真面目、控えめで派手なことをしない。反対に下の者は活発で(言い換えるなら手がつけられない)、奔放で、派手に騒ぐ傾向があるのです。そのような順番で魂が来るのはそのためなのです。

要するに、人間というのは本来、皆、謙虚で大人しい存在にならねばいけないわけなのです。
兄妹の下の者が上から抑圧されるのは、その資質を改めなければならないためなのです(必ずしも上の人間の人格が最上とはいえないが)。

ここで女性の社会進出について振り返って見ると、
女性が社会進出したいと騒ぐのは、以上のように謙虚さを失っているということ
だと言うことが出来るのです。


神の法則:女性は偉大なもの

人間は神から発生した魂という存在であり、魂の数は無数。
しかし、神に反した子らが宇宙のレッスン場に落とされることになったのです。そしてそのレッスン場は無数にあります。そしてそのレッスン場は格分けされているのです。

そこはいわば、野ということも出来るし、留置場ということも出来ます。
その中の格の低い領域の一つが我々の住んでいる銀河系なのです。

その格の低い魂たちを管轄するのは魂各個人の中にあるシステムです。そしてそのシステムは段階的に成っており、一番中央には神の意志を反映するものが存在しているのです。

それは個人によって違うのですが、大概はその中心核にまで届いていません。
つまり、地上に生まれている人間には皆、中心核があるのですが、ほとんどの人はそこに触れることが出来ないということなのです。

偉大な霊能者ですら、中心核の被膜のどこかに触れているという状態なのです。
それを考えると、現代に於いて、多くの人たちが霊性に触れたと自慢していますが、彼らもその被膜に触れただけなのです。

もちろんそれによって魂が進歩すれば言うことはありません。しかし「魂が進歩したと思い込む」のはむしろ「退歩」といわねばなりますまい。

さて、ではその中心核にある神の意志とは何かということになります。
それが私が再三言っている
・愛を持たねばならない
・転生、カルマの法をしるべし
・性の法則を守るべし
というようなことであり、
「謙虚であるべし」ということでもあるのです。
(なぜ分かるかって? 私はいわば「ヤハウェが口から口に語るもの」なのだ)

神というのは二元の原理で成り立っています。私が以前、語ったように実体の目、肺、腎臓、手足など二つのペアから成り立っているのは、これが反映されているわけです。

そして神の二元性は、能動と受動のことであり、能動性は宇宙領域で活動し、地球にすら来ています。(それが具現したのが、キリストやヨシュアなどだ)

反対に陰の部分は広大無辺な宇宙の普遍の意識として宇宙や我々を総括しているのです。
これが神の陰の要素であり、これは宇宙にも人間にも反映しているのです。

宇宙の星(惑星)や恒星は陽、宇宙空間は陰。地球の陸地は陽で海は陰。人間の肉は陽で、体液は陰。人間の男は陽で、女性は陰。
人間の活動性は陽で、謙虚さは陰。

要はこのバランスが取れていること。地球には海は必要ですが、大洪水は人間を滅ぼします。そして陸だけでは、地球に雨が降らなくなるでしょうし、生命すら誕生しなかったことでしょう。

人間は睡眠だけでは死んだ状態になります。しかし活動ばかりでは人は自我を暴走させてしまい、そうすると生きている甲斐がなくなってしまいます。
要はバランスなのです。

現在、多くの人間たちが活動を美徳として受け取っています。スポーツで勝つこと、戦争や争い、喧嘩で勝つこと、社会で他人を踏み台にして頭角を現すこと、これらを皆が称賛しています。

身体を動かして運動すること楽しむことはよいことです。しかし他人を蹴散らして、怪我をさせ、負かすことで快楽を得ることは行き過ぎでは?
戦争で他人を殺し、傷つけ、自分だけ安穏とすることは勝利か?
自分だけ金と地位を得て、カルマを負うようなことは果たして人生に勝ったことになるのか?

つまりは、現代は行きすぎなのです。現代地球人の考え方は誤っているということなのです。肉ばかり食べて野菜を食べないようなもの。
現代人はもっと謙虚さを取り入れなければならない。そして暴虐者を教育し、そのような他人を虐げるものがいなくなるようにしなければならないのです。


女性は神の陰の象徴でなければならない

マザーテレサ

マザーテレサの活動は、エゴではなく、誰かを恫喝するものでもありませんでした。彼女は人々を愛で助けていたのです。
彼女は自分の名誉のためではなく、金銭や地位のためではなく、活動していたのです。このような活動を私は否定するものではありません。

聖母マリア

マリアはイエスの母親です。イエスは神の具現霊であり、その母はツインソウル。つまり、マリアも神の具現霊だったわけです。
そしてこの二人は二元性を表しています。イエスが活動して、マリアは(後にそうではなくなったが)イエスを陰でサポートする役割をしていたのです。

自分が指導者になろうとか、大声を上げてがなり立てることはしませんでした。
これは女性の見本となるべき資質はないでしょうか。
女性の社会進出を掲げる人々はこれを改めて考慮すべきです。そしてこのような陰陽の原理を崩そうとしていることが、神の法に反しているということにも。

そしてもし、女性が社会に出て頭角を現すことが本来の役目ではなく、家庭を創造することだと気づけば、子を創造することになり、
つまり、子を自己顕示欲のない、苦しむ他人を思いやる人間に育てれば、世に良い社会人を送り込むことに寄与することになるのです。
そしてこのように一人一人の人間が善人になれば、社会から暴虐者をなくす手立てになるのです。
だから女性の家庭での働きは重要なのです。

しかし、もし母親が暴虐の手本だったら、子もそうなってしまうわけです。
特に、受胎中の母親や幼児を育てている女性がそのように職場で振る舞っていたら、子もその性質を帯び、将来、人の心の分からない、エゴ大魔王、暴虐モンスターになってしまうわけです。

ただし、独身の女性が社会で他の男性と同じ給与、待遇をされるべきです。差別されるのは良くないこと。しかし既婚の女性が(夫が元気で働いている場合)社会で他を押しのけようとすることは、陰の原理を外れ、男になろうとしていることであり、神の原理から外れることになるわけです。

その人は、その精神はどうか、暴虐ではない、他人を圧していないか、自分のエゴのために働いていないか、などをチェックする必要があります。

また、最近の男は妻に共働きさせようとする者もいます。そのような夫は「女」なのです。人間としての性は男でも女の性質を帯びているわけです。

そして、社会に出よう、出ようとする妻は「男」なのです。
これは男である人がナヨナヨしていて頼りない現象であり、女である人のエゴが強すぎる現象でもあります。

また、単なるたとえではなく、実際にその人の本来の性が入れ替わっている可能性もあります。
魂には雄雌があり、男の魂が女に転生することがあり、その反対もあります。しかし逆転して生まれたことは魂の計画なのであり、その人はその性で学ぶために人生があるのです。
男は男らしく、女は女らしくならねばいけないわけす。

女性の暴虐はその女性のカルマとなる~男は女を守ってやらねばならない

「男」というものは本能的に女に「してやりたい」と思う生き物なのです。つまり、かれこれ世話をして補助したい本能があるのです。

若い男が恋人に食事を捧げ、デートをサポートするのはその原理であり、本能なのです。
近年、結婚率が下がったこと、男が女に食事代を割り勘にさせることが問題になっていますが、これは女性の方に
「助けてあげたい」要素が減っているためと思われます。

本来なら女性は男性より収入が少なく、受け身であるはずなのに、現代では女性の方の財産、給与が多く、また男性の助けなしに様々な経験をしてしまっていることに問題があるのです。

加えるなら、女性の処女性が著しく低下しているのもその要素です。
女性は「弱く、清純で、受け身」であるから男は本能的に「助けたい」という欲求が出るものなのです。

そしてこれが一番重要なことですが、
本来守るべき「女性」。これは人間としてではなく、魂としても言えることです。

ここで考えて頂きたいのは、ある男に愛する女がいて、その女性が難病になったり、若くして亡くなるのは良いことか、ということです。
もちろん誰しも、男でも女でも若くして亡くなったり、苦難に遭うことは良いことではありませんが、これを未然に防げるとしたら防ぐべきではないでしょうか?

人は転生する魂という生命体です。もし過去生で殺人及びそれに匹敵することをしたなら、男女問わず、同じ目に遭わねばならなくなるのです。
すなわち、現世で指導者となって、国民に戦争を強いたり、紛争指導者になった場合、他国の兵士を殺したり、傷つけたりすることは指導者のカルマとなるため、その人は来世でその償いをしなければならなくなるのです。

もし指導者が女性だったら、その女性は来世で(大概、女の魂は女に生まれるようにできている)上記のような苦難に遭う可能性があるということなのです。

指導者や、責任者は人の上に立って、気持ちいいことでしょうが、責任が伴うのです。そしてもし指導を誤ったり、下のものに感情的にも肉体的も不当に害悪を与えた場合、指導者のカルマとなるのです。

だから女性は国の指導者になるべきではなく、組織の指導者になるべきではないのです。
これが女を守るということでもあるのです。

男の暴虐者も排除すべき

では男が指導者になるべきか。そう、しかし、その場合でも条件があります。男だったら誰でもいいわけではありません。世界の歴史上、愚かなことをして来たのは男たちだったからです。現在でも愚かな指導者たちは大勢います。

我々は「男か女か」ではなく、できれば男でそれが、「善人か悪人か」で選ぶべきなのです。





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